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今回は下北沢にある東洋百貨店という古着や雑貨を扱っているお店のCMを制作することに。
リサーチから企画、撮影編集までCM制作に関わる全てのことをみんなには体験してもらいました。
彼らの発想に対してこちらは出来るだけ制限はかけずに、自由に考えることと映像制作を楽しむことを軸に今回のワークショップは行いました。
教えることの難しさや反省はありましたが、今回は僕らにとってもとても楽しかったです!
初対面の子達がチームになっていく中で出てくる個性や感性。今時の中高生はどんな子達なのか少々不安もありましたが、それぞれのキャラを思う存分発揮しながら2本のCMを作ることが出来ました。
こうやって教えることはまだまだ先のことと思っていましたが、また機会があれば是非ワークショップを開催していこうと思います。関わった子達やスタッフの方々に感謝!


今回の撮影チームは4名体制で行いました。
宮部がディレクターとカメラ(スチール・ムービー)
HIROBAの田川がアシスタントで全体を把握し
そしてカメラマンの深谷君(スチール・ムービー)と
昨年に引き続きディレクターの武田というメンバー構成です。
今年もムービーとともにスチールもHIROBAで担当していたため
2カメ体制が組めるよう、信頼出来るメンバーで行けたことはとても心強かったです。
今年はCraneやSteadiCamを日本から持ち込み
よりダイナミックな映像表現ができるように試みました。
BASELWORLDの「COMPRESSED TIME」では、見上げる形で地板が吊り下げられているので
Craneを使いながら見上げる人の目線を意識しながら撮影し
MILAN DESING WEEKの「LIGHT is TIME」は上から下まで地板が連なる巨大な空間の中を
歩きながら見ているような感覚になるようSteadiCamで撮影をしました。
今年はフルハイビジョン撮影という選択でしたが、来年以降はインスタレーションや建築など
緻密さであったり、再現性によって伝わり方の違いが出てくる映像に関しては
4K撮影がマストになってくると思いました。
撮影後、翌日には編集して納品ということもあるので
海外撮影でのマシンスペックの問題などありますが
弊社でも4Kへの切り替えは早めにおこなっていこうと思います。
今年のインスタレーションも圧倒的に素晴らしいものでした。
MILAN DESIGN WEEKの「LIGHT is TIME」はMILAN DESIGN AWARDの
「Best Entertaining」と「Best Sound」の2部門で受賞したとのこと。
是非ご覧になってみて下さい。
CITIZEN BASELWORLD2014 INSTALLATION ART”COMPRESSED TIME”
MILAN DESIGN WEEK 2014 「LIGHT is TIME」VIRTUAL TOUR
昨年に引き続き、シチズン時計のバーゼルワールド2014の映像を担当させてもらいました。
さらに今年は、シチズン時計がミラノサローネへの出展もおこなうということで
バーゼル終了後、そのままミラノへと続く1ヶ月近い出張になります。
バーゼルワールドが行われるバーゼルと言う都市は、スイス北西部にあり
ドイツとフランスの国境が隣接する場所にあります。
今回の私たちの宿泊はドイツ側にあり、毎日電車で国境を越えてバーゼルへと向かいます。
ICEという新幹線のような特急電車でドイツからスイスへの1時間弱の旅。
陸続きの欧州で国を超えて仕事をするというのはごく当たり前のようですが
私にとっては何だか少しかっこ良く思えて、これが当たり前になると良いなぁと
牧歌的な車窓を眺めながら考えておりました。
電車の時刻を眺める撮影チーム。
電車が到着するホームが急に変更することもあり、何度か駅を駆けめぐることも…。
そして食事!ドイツと言えばやはりソーセージ!季節のホワイトアスパラも絶品でした。
次回は撮影についてご報告します。
新年を迎え本日より始業の弊社ですが、
店の前を恐らく店主らしき80歳くらいのおばあちゃんが
おばあちゃんと同じく歩んで来たであろう、味のあるお店の入り口には
信号待ちのわずかな時間だったので、僕の勝手な印象ですが
人と関わり、仕事を続けていくことのシンプルな答えが
果たして、おばあちゃんのように、僕はこんなにも長く仕事を続けていくことが出来るのか。
やれてないことをあげれば切りがない自分ですが
みなさま本年もどうぞ宜しくお願い致します。
